【日本酒入門4】 日本酒の「原酒」と「生酒」の違いって何だろう?
2022/11/26
~栃木県で最も歴史のある酒蔵~
第一酒造蔵元がこっそり教える!明日から使える簡単マメ知識
【日本酒入門4】
日本酒の「原酒」と「生酒」の違いって何だろう?
日本酒って色々種類があって、何から飲んだらよいかわからない!
これを読むだけでお酒の美味しさ3倍増し!?になるお得情報を お教えします。
皆さん、こんにちは。
栃木の酒蔵、第一酒造スタッフの相良です。
お酒にまつわる簡単なコラムを書かせて頂きます。
どうぞ気軽にお付き合いいただけますと嬉しいです。
新酒の季節です!
この時期のお酒には「生酒」「原酒」「無濾過」など、
普段見かけない日本酒用語がたびたび登場しますね。
その違いをしっかり説明できる方、意外に少ないのではないでしょうか?
この違いが分かると、日本酒選びもきっと楽しくなりますよ♪
目次
1.「原酒」と「生酒」の違いとは?
2. 開華のしぼりたて「あらばしり」
3. 栃木の酒蔵 第一酒造「開華」売店~御歳暮売上ランキング~
1. 「原酒」と「生酒」の違いとは?
「原酒」とは、
搾ったお酒を水で割らないという意味です
搾った直後のお酒は、アルコール度数が20度くらいあります。
これに水を加え度数調整することを「加水調整」と言い、一般的にほとんどの日本酒がこれをしています。
飲みやすいアルコール度数である15度前後に調整するための作業です。
ですので原酒は、搾ったそのまんまのお酒の風味をお楽しみいただけます。
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「生酒」は、搾ったお酒を加熱処理しないという意味です
生酒とは醪(もろみ)を搾った後に一切の加熱処理しないお酒です。
この加熱処理のことを日本酒業界では「火入れ(ひいれ)」と呼びます。
加水調整を行ったり、醸造アルコールを添加しても、この火入れさえしなければ「生酒」となります。
生酒は文字通り「生」のお酒ですので、酵母が活動を止めていないため、
味わいや品質が徐々に変化する可能性があり、温度による劣化を招きやすく、通常は「要冷蔵」商品となります。
似たような言葉で「生貯蔵酒」「生詰酒」などがありますが、
こちらは最低1回の火入れ(加熱処理)を行っているので、生酒ではありません。
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「無ろ過」とは、
無ろ過とは、文字通り“ろ過を行わずに造られたお酒”を指します。
一般的な日本酒では、もろみをしぼった後、澱(おり)や濁りのないクリアな状態にするためにフィルターにかけられます。これを「ろ過」と言います。
しかし無ろ過の場合、もろみをしぼった後のろ過作業を行いません。
ろ過していないお酒は濁りがあり、
お米由来の旨味と甘みを存分に味わえるパンチのあるテイストです。
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「原酒」「生酒」「無ろ過」何となく分かっていただけましたでしょうか?
それぞれ全く別の工程を指す言葉なのです。
間違いやすいこの3ワード整理しますと、
「原酒」は加水調整しないもの
「生酒」は加熱処理しないもの
「無濾過」はろ過処理しないもの
さらにこの3点どちらもしないものを
生酒+原酒+無濾過=無濾過 生原酒(むろかなまげんしゅ)と呼びます。
いよいよこれからの時期、
新酒しぼりたての「無濾過 生原酒」が続々と登場します。
是非、この3キーワードをしっかり理解して、新酒をお楽しみくださいませ。
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2. 開華のしぼりたて「あらばしり」
開華でも、
その「無ろ過 生原酒」が、いよいよ発売になります!
毎年皆様にご愛顧頂いております、
開華の搾りたて第一号!「開華 純米 無ろ過 生原酒 あらばしり」です。
地元田島町の農家さんに作って頂いている飯米「あさひの夢」を主原料に仕込みました。
爽やかな果実香(和梨、巨峰)と、“搾りたて”ならではのしっかりとした旨味とキレイな酸味、ほのかな苦味まで、新酒らしい溌剌とした味わいがギュッと凝縮された魅惑の逸品です。 和食だけでなく、中華や洋食にも合わせやすい、万能食中酒です。
今年は、12月2日(金)発売予定です!
弊社売店、オンラインショップ、全国の開華取扱い酒販店にてお買い求めいただけます。
是非、今年最初の搾りたての味わいをお楽しみください。
第一酒造オンラインショップ
栃木県内最古の蔵元。日本酒・地酒通販。 | 第一酒造 開華 オンラインショップ (sakekaika.co.jp)
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3. 栃木の酒蔵 第一酒造「開華」売店~御歳暮売上ランキング~
お歳暮ギフトフェアが好評開催中です!
今年一年お世話になった方への感謝の気持ちやご健康を祈って開華のギフトを
贈るのはいかがでしょうか。
1. 栃木の酒蔵 第一酒造
3部門優秀賞受賞の銘酒がワンセット!
「関東信越国税局酒類鑑評会 受賞酒3本セット」
https://shop.sakekaika.co.jp/products/455?utm_source=mailmagazin&utm_medium=email&utm_campaign=mm202211
【内容】
「開華 受賞酒(吟醸の部) 500ml」1本:精米歩合38%、アルコール17度
「開華 受賞酒(純米吟醸の部) 500ml」1本:精米歩合38%、アルコール16度
「開華 受賞酒(純米酒の部) 500ml」1本:精米歩合65%、アルコール16度
【価格】7,000円(税込)
【お薦めポイント】
2022年11月9日に開催された、第93回関東信越国税局酒類鑑評会にて開華は
吟醸の部・純米吟醸の部・純米酒の部3部門全てで優秀賞を受賞しました。
特に吟醸の部に関しては栃木県総代(栃木県でトップ)となっています。
こちらに出品したお酒です。
それぞれのお酒を大切な方へお贈りするのはいかがでしょうか。
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2. 栃木の酒蔵 第一酒造
開華を代表するこの2本をギフトで。
「開華 大吟醸・純米大吟醸セット(GJ-66)」
https://shop.sakekaika.co.jp/products/122?utm_source=mailmagazin&utm_medium=email&utm_campaign=mm202211
【内容】
「開華 大吟醸 720ml」1本
「開華 純米大吟醸 720ml」1本
ギフト箱入り
【価格】7,810円(720ml)
【お薦めポイント】
栃木の地酒・開華を代表するこの2本。どちらも華やかな吟醸香・柔らかな味わいが特長。
特別な方へ最高の逸品を。
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3. 栃木の酒蔵 第一酒造
アルコールが苦手な方、お酒を飲まれる方両方に喜ばれます!
「甘酒・純米酒セット(KJ-23)」
https://shop.sakekaika.co.jp/products/286?utm_source=mailmagazin&utm_medium=email&utm_campaign=mm202211
【内容】
「開華 蔵人が育てた米で造った甘酒 900ml」1本
「開華 純米酒 720ml」1本
ギフト箱入り
【価格】2,674円(税込)
【お薦めポイント】
毎日の健康飲料としても最適な、甘さ控えめで飲みやすい甘酒と軽快で滑らかな旨味が特徴の
純米酒をセットにしました!
栃木の風土が造った甘酒と純米酒、ご挨拶代わりに是非。
栃木の酒蔵
第一酒造株式会社「開華」