第一酒造開華

蔵元便り

ひやガーデンについて

2023/6/17

「ひやガーデン」は、2005年に初めて開催された、特別な日本文化イベントです。このイベントは、江戸時代末期に建築された酒蔵の庭園で開催され、ビアガーデンとは異なり、日本の伝統的な趣を楽しむことができます。初めての開催では3回、各回30名で、特製弁当、地元の野菜、名水豆腐、記念酒などを含む複数の日本酒が飲み放題という形式で行われました。これに対する申し込みが殺到したため、追加で1回開催しました。

その後、開催人数は50名に増員し、雨天時でも実施できるようにするため、酒蔵の改築が行われました。これにより、定員はさらに80名まで増加しました。また、当初は暑い季節のイベントでビールを1杯提供していましたが、日本酒のイベントに相応しくないと感じたため、ビールの提供は中止し、日本酒サワーや他の日本酒ベースの飲料の提供を始めました。

新型コロナウイルスの影響前は、14日間にわたり、毎日80名のゲストを迎え入れ、ほぼ満席の状態で毎年開催していました。しかし、2020年には新型コロナウイルスの影響でイベントを中止し、代わりに「おうちでひやガーデン」というテイクアウトイベントを開催しました。そして、2021年と2022年は大幅に定員を減らして開催しましたが、来場者は定員の半分程度でした。

2023年は、新型コロナウイルス前の定員の90%、つまり72名のゲストを迎えて開催する予定です。「ひやガーデン」は、日本の伝統と酒文化を楽しむ特別なイベントとして、多くの人々に親しまれています。